色々な個性をもった子どもたちが、その子らしく、個性を大切に、
この先の人生を幸せに生き抜く力を育むための学びの場としてあり続ける。
今、様々な理由で「既存の学校とは異なる学びの場を求める子どもたち」が増えてきています。
そうなった多くの場合、現状「学校へ行かずに家庭で学習を続ける」か、「ネガティブな感情のままなんとか学校生活を送る」の選択肢しかないケースがほとんどでした。
また、教育の在り方に疑問が持たれてきており、既存の学校に通わせることに不安を抱いているご家庭も多く存在します。そんな子どもや親の新たな場所になろうと、オズフィールドは「学校とは異なる学びの場の選択肢」として2021年4月に開校しました。
色々な個性を持った子どもたちがいる一方、既存の公立学校では定められた教育課程による教育が行われ、すべての子どもたちにとって、自分らしくあれる場を用意するのはとても難しいのが現状です。また、社会環境の変化により、求められる力も大きく変わってきています。
オズフィールドでは、異学年の子どもが、「共に」自分らしく「やりたいこと」「必要なこと」をバランスよく織り交ぜながら、ひとりひとりに応じた「内容」「方法」を模索しながら、この先の人生を幸せに生き抜く力を育むための場として、あり続けたいと考えています。
安心安全な場の保証
「学校とは異なる学びの場」では、そこに集まる大人も子どもも、心理的物理的な「安心安全」が保障されていることを感じながら居心地の良さを感じられる場である必要があると考えています。つまり、
- 失敗を肯定的にとらえ、何度もチャレンジすることが許される
- 好きなこと、やりたいこと、やったほうがいいと思うこと、などについて、納得いくまで繰り返し取り組める
- 自分の意見を話し、ぶつかったとしても、大丈夫な環境が保証されている
- 一人一人が認められ、肯定されている
内容・コンテンツ
その子の興味関心に応じた合理的な配慮が自然となされ「やりたいこと」「ひつようなこと」「みんなでとりくむこと」の3つの柱で構成された「セミ・オーダーメイドのカリキュラム」による自立へ向けた学びの場として存在することが大切であると考えています。
願い、ねらい(このように育って欲しい)
- それぞれの個性が保障される空間の心地よさを感じる事ができる
- 自分も他者もどうすれば幸せに生きることができるのか?考えて行動できる
- よりよくなるための多様な方策を獲得することができる。
プラン
- STEAM教育(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アーツ(アート)、マセマティックス)を通して育む近未来社会を生き抜く感覚(センス)
- 自然の中で遊び、感じたことを表現する(絵、歌、言語)
- 自分の課題や地域課題から学ぶ(My Project、Project Based Learning)
- SDGsの考え方に基づいた活動
オズフィールドの新しい教育への挑戦はまだ始まったばかりです。様々な方法を手探りで模索している真っ最中で、プランもまた変化し続けていきます。こどもたちが幸せに人生を生き抜く力をつけるそんな場であるために、オズフィールドは挑戦し続けます。